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徳島すだちの会定例会

先日、徳島家族会すだち定例会を行い、社会福祉士さんをお招きして【成年後見制度】についてお話ししていただきました。

この制度以外にも、自立支援医療についても丁寧に説明していただきました。

最後に、社会福祉士さんから心に響くお言葉をいただきました。
それは、脳性麻痺の障がいを持ちながら、小児科医として活躍し、現在は東京大学先端科学技術研究センターで研究をされている熊谷晋一郎さんの言葉。

「自立は依存先を増やすこと、希望は絶望を分かち合うこと」
・一般的に『自立』の反対語は『依存』だと勘違いされていますが、
人間はモノであったり、人であったり、様々なものに依存しないと生きていけないんですよ。
・これが障がいの本質だと思うんです。
つまり障がい者というのは『依存先が限られている人たち』のこと。
・健常者は何にも頼らずに自立していて、障がい者は色々なものに頼らないと生きていけない人だと勘違いされている。
・けれども真実は逆で健常者は様々なものに依存できていて、障がい者は限られたものにしか依存できていない。
という言葉をかけてくださいました。

世の中には、たくさんの社会資源があふれているのに、なかなかそこにたどり着かなかったり、自分のことで周りに迷惑をかけてしまうんじゃないかな。と遠慮してしまったり。

そうではなく、様々なものに良い意味で『依存』することって生きる上で大切なことですね。
深い学びを得ることができました。

徳島すだちの会では、講師をお招きした勉強会や交流会を行っています。
私は、事務局でお問い合わせ対応をさせていただいています。
ぜひ、【徳島家族会すだち】HPもチェックしてみてください。

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