かけはしプロジェクトでは、昨年から当事者の親のいる子どもたちの交流会をオンラインで始めました。
当事者の親の立場である私がこのような会を作るのも、何か違うんじゃないのか。
ママの支援に力を注ぐべきでは。
など、色んな意見はあると思います。
高次脳をもちながら子育てをする大変さを実際に体験してみて、発症当時には気づけなかったこと。
それが、「子どもたちのケアがないこと」です。
突然、入院のため離れ離れの生活になり、意識が戻ってようやく対面できたのに話すこともできないママを見て動揺しない子どもっているでしょうか。
ようやく退院できても、ずっと寝たまま。
食事もすぐには作れない。
私の場合、義理の父や母、旦那さんが全面的に協力してもらえたから子どものお世話は頼りっきりでした。
そんな生活の中で、子どもの中で色んな葛藤があったと今になって思います。
やっぱ子どもって友達のママと比べると思う。
「何でうちのママは参観日来てくれんのかな。」
「何で帰ってきても横になってばっかりなんやろ。」
「何で言ったこと忘れるんだろ。」
「何で一緒に出かけられんのやろ。」
「何で勉強教えてくれんのやろ。」
そんな色んな「何で?」を1人で抱えて我慢して吐き出せずにいたのではないかなと。
私はもう今日1日を生きること、目を開けて生活することにいっぱいいっぱいで子どもの声にちゃんと耳を傾けられていたかと聞かれると、確実にできてなかった。
子どもが小さいから障がい理解もなかなか難しいし、とにかく大変だった。
ママも懸命に今を生きてるし、子どもはめちゃくちゃ大切やし育てていきたいんだけれど頭と身体がついていかない。
でもそれが、うまく子どもに伝わらず子どもが傷ついてしまう場合がある。
それを防ぎたい。
今の仕組みは当事者の支援止まり。
その当事者に子どもがいる場合、その子どもたちへのケアもこれからは必要やと思う。
私が目指す「包括的な支援」が必要。
その第一歩として、月に一度第3金曜日20時から開催してます。
先日、いつも参加してくれてるメンバーとzoomでチラシの打ち合わせ❣️
心強いー!感謝🥲
この居場所を必要としてる方に情報が届くよう、最高のチラシを一緒に作ります❣️
「かけはしっ子」のチラシを作る🌈

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