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当事者の親のいる子どもの声(Bさんの場合)

かけはしプロジェクト代表北島です🌈ᵕ̈*
当事者の親のいる子どもたちのリアルな声
*Bさん*
母は、結婚する前から高次脳機能障害
出産後てんかん発作で入退院を繰り返していた
医療費もかかり家計が苦しくてお風呂も数週間に1回
小学高学年に上がった頃から気づき始めた
いきなりキレる
空気が読めない
母親に生理のことや下着の相談をしてもキレられる
下着を買ってもらえず同じものを母に見られないように着脱
生理の量が多くて学校で服を汚して保健室から親に連絡すると抗議の連絡をしていた
生理のことで周りにいじめられていた
「なんでこの人(母)はこうなんだろう」ってゆう謎が多かった
父は協力的ではなかった
高校生の時祖父母が寝たきりになり、自宅ではケアマネのような役割をしていた
友達と出かけると親ともめるから出かけられない
修学旅行の時「行かないで、あなたがいないとこの家が回らない」と泣きつかれる
修学旅行最終日に過呼吸になり初めて保健室の先生に相談
・・・
一人暮らしもできない

結婚したかった人がいたけど結婚も選べない
選択肢が少ない
自分に自己決定権がない
いかなる選択も自分の思い通りにはいかないとわかった
・・・
台風が直撃したある日のこと。。
自宅が被害にあい母が熱中症に
その際話を聞いてくれた福祉の職員の方に母の話をしたら「高次脳機能障害」では?と言ってくれて法人のケアマネさんが入ってくれるように
支援を受けられるまで約60年経過していた
・・・
1度、役所の包括に相談に行ったが「あなたより大変な思いをしている人はたくさんいるから」と言われ、「そうなんだ、このくらい我慢しないといけないんだ」で帰ってきた
・・・・
⬆️
センシティブな内容も含まれてますが、これがリアルです。
ヤングケアラー支援も必要。
でも本当に必要な支援ってケアラーにさせないことじゃないかな。
・・・
こういった内容を載せるべきか悩みましたが、包括的に支援する必要性を知ってもらいたくて。

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