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「なぜ女性限定の活動をされているのですか?」「男性が集まる場も設けて欲しいです」といった問い合わせを頂くことがあります。
私が男性を対象とした活動をしない理由は、まず男性と女性では置かれている立場や役割が違うという点。
それだけでなく、やはり同性ではないので困ることも違うため心から寄り添えないと感じたからです。
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なぜ女性に特化した活動をしているのか。
高次脳機能障害や失語症のある女性に特に支援が必要とされる理由は、障害そのものの特性に加え、社会的・ジェンダー的要因が重なり合うためです。
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1. 障害の特性による困難
① 見えにくい障害で誤解されやすい
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高次脳機能障害や失語症は外見から分かりにくく、
•「怠けている」
•「理解力がない」
•「性格の問題」
と誤解され、必要な支援につながりにくい傾向があります。
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② コミュニケーションの困難
失語症では、
•自分の気持ちや体調を伝えにくい
•困っていても助けを求めにくい
といった問題があり、孤立や二次障害(うつ・不安)につながりやすくなります。
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2. 女性特有の社会的役割との衝突
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① 家事・育児・介護の期待
日本社会では、女性に対して
•家事をこなす
•育児・家族調整役を担う
といった役割期待が強く、障害によりそれが難しくなると、
「できて当たり前」というプレッシャーを強く受けやすくなります。
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② 支援を求めにくい文化
女性は「我慢する」「迷惑をかけない」ことを求められやすく、
支援が必要でも自ら声を上げにくい傾向があります。
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3. 経済的・就労面での不利
•非正規雇用や専業主婦だった女性は、障害後に収入や保障を失いやすい
•復職や再就職の際、障害+女性という二重のハードルが存在
その結果、生活不安が深刻化しやすくなります。
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4. 女性特有の健康・安全上のリスク
① 性被害・DVのリスク
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意思表示や状況理解が難しいことから、
•性的被害
•パートナーからの支配・暴力
に気づきにくく、周囲にも伝えにくい危険があります。
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② 女性特有の健康課題
•月経、妊娠・出産、更年期
などに関する理解・自己管理が難しい
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5. ライフステージ全体を見通した支援の必要性
女性は、
•結婚
•出産
・育児
•介護
とライフステージの変化が多く、障害特性に応じた長期的・継続的支援が不可欠です。
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私はどれも経験しました。
子育てしながら親の介護をする難しさ、それを相談する場がない環境に心がついていけませんでした。
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まとめ
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高次脳機能障害や失語症のある女性は、
•見えにくい障害
•社会的役割期待
•経済的不利
•安全・健康面のリスク
が重なり合うことで、支援が届きにくく、困難が深刻化しやすい状況にあります。
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そうした社会的な構造や観念、自身の経験か【女性】を対象とした支援を行っています。

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