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想いをカタチに⑥

退院してからが本当のスタートでした。

高次脳機能障がいは家に帰ってから、困ることが分かるんです。
病院にいれば,3色の食事も自分で作らなくても決まった時間にもってきてくれます。
でも、退院すると自分で材料を準備して、「切る」「煮る」「炒める」
の工程をしないといけないけれど、まず何からしたらいい?切った次は
何をしたらいい?

こんな状態。なので、家事をしながら小さな子供のお世話をするのは本当に大変でした。
自宅に帰って生活することがリハビリの延長という感じ。
まだまだ書けない漢字やパズルも苦手だったし、計算も苦手。
なので、当時小学生だった娘の宿題を見るというより、
一緒に解いてました( ;∀;)
学校から持って帰ってきてくれる「お知らせ」も訳分からず、、、
文字が多いと見にくくて、、
とりあえず重要な内容、例えば参観日の日時とか。そういったことだけ
スケジュール帳にメモメモ。
この障がいは、日常生活を送る上で困ることが山ほどあるとその時気づかされました。

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