その後、頭の痛みで意識をなくした私ですが、これはのちに家族から聞いた話ですが、
妊娠していることもあり、なかなか搬送先が決まらなかったそうです。
高速道路の入り口で搬送先が決まるまで待ったようで、もし県内で決まらなければドクターヘリで移動と告げられたそうです。
でも、運のいいことに県内の搬送先が決まり、即手術となりました。
この時、医師は「母体を最優先で処置を行います。全身麻酔をするため、その影響でおなかの赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があります。何らかの障がいがあるかもしれません。」と説明を受けたそうです。
私も助からないかもしれない、おなかの子供も助からないかもしれない。そんなハイリスクがあるのに家族は手術を選んでくれました。
大手術を終えて、意識が徐々に戻ってきました。
目を開けると主治医や家族の姿が見えて、あの時は本当にホッとしました。
でも、ホッとできたのはこの瞬間だけでした。
今日はここまで。
想いをカタチに②
2021.08.29
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